2023年11月16・30日、12月7日の3日間、頌栄女子学院中学校の「インクルーシブなスポーツ体験」をテーマとした授業(対象:中学3年生200名)に、三和製作所の社員が講師として参加しました。
今回は、障がいのある方でも比較的プレーしやすく、且つ全員が未経験のスポーツをということで、フロアボールの体験授業を実施いたしました。
11月16日(木)には、実技として「スティックの持ち方」「ボールハンドリング」「ドリブル」「パス」といった基本操作を説明し、最後にグループ別にドリブル・パスリレー競走をしました。
始めは恐る恐るスティックでボールを操り、苦戦しながらドリブルをするシーンが見受けられましたが、どうすれば上手にコントロールできるかを各々で考えどんどん上手になり、皆さん楽しみながらプレーをしていただけました。
11月30日(木)には座学として、日本国内にフロアボールの普及を進める団体T3 FLOORBALL PROJECT副代表の髙橋由衣さんをお招きし、「フロアボールとはどのようなものか」「スペシャルオリンピックスとの出会い」「これまでの活動経験」などをお話しいただきました。髙橋さんは、単身フロアボール発祥の地スウェーデンに渡りプレーをされ、現地では日本語教師としても活動されたご経験があり、生徒のみなさんはとても興味深い様子でお話を聞いていました。
最終日の12月7日(木)には、いよいよ実技として5vs5のミニゲームを実施。初回の授業で学んだ基礎技術と、2回目の座学で吸収した情報を活かし、最後は思い切り身体を動かしてフロアボールを存分に楽しんでいただくことができました。
今回は、障がいのある方と一緒にプレーするところまではできませんでしたが、この体験を通して新しいことに取り組む楽しさや、障がいのあるなしに関わらず皆が一緒にスポーツを楽しむ機会があるということを知るきっかけになったら、たいへん嬉しいです。
フロアボール体験授業について、ご興味のある方はぜひご連絡ください。