2022年12月16日(金)、お茶の水女子大学附属中学校で「多様性とのであい」をテーマにした総合的な学習の時間に、三和製作所の社員が講師として参加しました。
テーマの一つ、「避難所での暮らしをよりよくする工夫」について考える授業では、弊社島尻将吾のご挨拶とともに、プラダンパーテーションの組み立て方の説明からスタート。
▲プラダンパーテーションの組み立て方を説明 |
「プラダンパーテーション」や「プラダン簡易ベッド」を使ったブースを、生徒が実際に作り、7~8人のグループに分かれ、各グループが「4人家族」の構成(高齢者、赤ちゃん、妊婦、外国人など)をリアルに想像して、「避難所にあったらいいもの」「必要なもの」をディスカッションしました。
▲体育館に準備した避難所生活のグッズ | ▲避難所生活グッズの中から欲しいものを探す生徒たち | |
▲生徒が弊社防災士に質問する様子 |
あるグループは保温・遮熱シートの「ハイブリットシート」をいろいろと試していくうちに、「目隠し」として工夫していました。
避難所づくりの体育館とは別に部屋を設け、避難所で必要とされるものを数多くご用意。その品々を生徒が見て、触って、欲しいものを探して、質問が出た際は弊社社員がお答えできるような態勢にしていただきました。
部屋には避難所に欠かせない発電機や充電器、ライト、水害対策の「浮くリュック」。防災・防犯カタログ「LIFEZACK」(ライフザック)10号に掲載の新商品や、アレルギー対応の保存食などを展示しました。
今回は昨年に続き第2回目の試みで、第1回目が行われた際の生徒のアンケートをもとに、「口内清潔ウエットシート」、「洗えるドライシート」、プラス、要望があった癒しグッズに人気ゲーム「ナンジャモンジャ」や「音速飯店」、「ハンドパペット」、さらに、防災授業のヒントとなりそうな「防災なぞときかるた」も加えて並べました。
避難所生活で運動不足解消に「ボッチャ体験」も盛り込みました。
生徒が避難所での暮らしをよくするための解決策や改善策を学ぶ姿を拝見し、弊社にとってもたいへん嬉しいひと時となりました。災害時に何よりも大切な命を守るための「気づき」につながればと心より願っております。
昨年授業を受けた生徒数名が休み時間に準備部屋を覗き込み、弊社社員に
「覚えてる! 防災授業でいろいろ教えてくれた人だ!」
と、声をかけてくれました。
このような生徒たちの声かけや、体験からの笑顔がみられたことはわたくしども三和製作所の活動における「励み」となります。
防災授業サポートについて、ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
▲防災授業をサポートいたします! |
※お茶の水女子大学附属中学校のHPでもご紹介いただきました!
https://www.fz.ocha.ac.jp/ft/report/000/2022/d011680.html
※展示品にご協力いただきました会社様には、改めてお礼申し上げます。
この度はご協力いただきまして誠にありがとうございました。