高周波ウェルダー加工
高周波ウェルダー加工とは、対象物に直接熱を与えることなく、溶着・溶断する加工技術です。
高周波ウェルダー機器へ専用の金型を取付け、溶着させたい素材に高周波を当て、素材の分子を振動させます。分子の運動により素材の内側から熱が発生し、素材自体が熱源になり溶けることで、素材同士が溶着します。
分子レベルで繋ぎ合うことで強度が高い溶着となります。
また、溶着したい箇所のみ熱が発生するため、溶着したい箇所以外への影響を抑えることが可能です。
また、素材を薄く溶かしてちぎることが出来る状態にすることも可能です。
完全に溶かして切断をしようとすると、切断面が荒れてしまい綺麗に仕上がらないため、最終的に手でむしり取ることが必要になります。