INTERVIEW
“本質”を見つめ、社会貢献性の高い商品を届けていく。
企画
T.M.
2018年入社
エデュケーションカンパニー
プランニンググループ プランニングマネージャー
プロフィール
日本大学芸術学部映画学科を卒業後、CM制作会社に入社。キャリアを再考し、2009年に国内文具メーカーの直営店舗へ。ここでは店長、エリアマネージャーを歴任。その後、クリエイター関連の人材紹介会社で法人営業を務め、2018年10月に三和製作所へと入社した。入社後は、学校向けに商品カタログを展開するためのMD(マーチャンダイザー)として活躍し、主任、課長を経て2024年から文教領域のプランニングマネージャーを務めている。休日は3人の子どもたちと時間を過ごし、ときに新商品のヒントを得ることも。
これまでのキャリア
2018
MDとして入社。現在に至るまで、文教領域向けカタログに掲載する商品のバイイング・企画開発を担う。
2024
主任、課長を経て、社内の組織改編により教材や防災など文教領域関連の各事業部のリーダーを束ねる立場に。営業チームと一体となり、価値ある商品の提供を目指す。
01
現場の声と直感を軸に、新たなスタンダードを創った。
三和製作所のMDのやりがいは、社会貢献性の高さです。文教を中心に、医療・福祉・防災など社会を支える各領域の商品の購買にとどまらず、現場のニーズをもとに新たな製品を自社で企画・開発を担えるため、自身のアイデアを形にしながら、社会に役立つ実感が得られます。私は前職で約10年間BtoCの製品を取り扱っていて、お客様個人の満足やリピートしてもらえるかを重視していました。現職ではBtoB、かつ教育向けの製品を扱うため、国の方針や予算といった大局をイメージしながら、その先にいる子どもたちのために商品の選定や開発を考えることに面白さや意義を感じています。
新型コロナウイルスの流行から、教育現場では「コミュニケーション機会に課題を感じている学校が多い」という声を、販売代理店など各方面からいただいた時には「ボードゲームがコミュニケーションツールとして教材になり得るのではないか?」と考え、競合他社に先駆けて2021年からカタログ・パンフレットを通じて取り扱いました。「ボードゲームはおもちゃでは?単価も安いしBtoBには向かない」といったネガティブな意見もありましたが、好評のもとで2021年から2023年で販売実績は約9倍に増加。固定概念にとらわれず本質を見つめて行動する大切さを学びました。今では競合他社もカタログに掲載しており、1つのスタンダードを作れたことに喜びを感じています。
02
誰かのための“クリエイティブ”を、追求できる場所で。
改めて自身のキャリアを振り返ると、私は有形の製品やプロダクトに魅力を覚えてきたのだと思います。小売の仕事では、海外製のデザイン性の高いプロダクトや“メイド・イン・ジャパン”ならではの商品の奥深さを感じてきました。クリエイター人材サービスでの営業では、人材不足に悩むメーカーへのヒアリングに伺った際に、メーカー担当者が語る“ものづくりにかける思いや誇り”に触れて純粋に楽しさを覚えていました。今では3人の子どもの親として、これまでの経験や自身の感性を活かしながら、多くの子どもたちのために商品を見つけ、時には開発する仕事に就けていることは幸せだと思います。
私は、学生時代からものづくりに常に接してきましたが、頭で考えたアイデアを自分の外に出して、受け取った人に何か影響を与えるものがクリエイティブだと思っています。それを前提に考えると、ビジネスとして追求する売上はクリエイティブの成果をはかる一つの指標です。三和製作所は、社会的意義を追求する軸から外れなければチャレンジしやすい環境といえます。BtoC、BtoBの両方を知る自分ならではの視点を活かし、これからも役立つ他社商品の探求、製品開発・提案を実践していきたいですね。
SCHEDULE
1日の流れ
8:00
情報収集
多様な視点で情報を得られるように、各社の新聞電子版などさまざまな媒体のニュース記事を閲覧。
9:00
メールチェック・返信
受信ボックスの未読を必ずゼロに。
10:00
既存仕入先との商談
商談相手の取引実績や状況の確認や要望を必ず1つ用意するなど、しっかりと事前に準備。
12:00
昼食
13:00
展示会やイベントへ
現場での情報収集を重視。会場では各社商品の最新情報やトレンドをチェックし、気になる販促物はすべて持ち帰る。
17:00
情報のフィードバック
現地で得た温度感の高い情報や参考となりそうな販促物を社内クラウド上にアップして共有。
18:00
退勤